風景
「どうしてこんなに人が多いのだろう?」
街に出るといつもそう思う。
自分や周りの限られた人との間でさえ
時に苛立ちを覚える昨今の自分に
そんな候補のたくさんいる風景に思えてたじろぐ
「どうしてこんなに患者さんが多いのだろう?」
病院が切っても切れない日常に成っている昨今
同じ苦しみを味わう人の多さにこころがうごく
「大丈夫です」
その一言を身体中から力の抜ける思いできいた
それだけで
混み合う院内も
街角の人混みもどうと言うことはない風景に変わった
帰りの電車で若者が席を譲っていた
こんな風景にいつから会っていなかっただろう
照れる彼らに拍手を送りたい
8月入りの日のことである
雨の風景
なかなか梅雨に入らなかった割には
本格的に「梅雨」が続いてる
昨日は市内で雨に会った
病院から見たそれは
白く煙る山と鴨川と
ビルの8階から見たそれは、
まばらのパラソルと急ぎ足
せっかくだからと
unirのソフトクリーム食べて
帰路につく
いつだって 自然体で
前回からもう三ヶ月近く過ぎたことになる
思えば突然の病院暮らし
何度目かの一時退院と入院を繰り返し今に至る
あと数日でまた
病院の人になる
こう言う生活をしながら
回復するのだ!
だから病院で「いい子」にする
自然体で 頑張る
すべてクリアに
はっきりさせたい
できることならあいまいなまま治ってくれたら
訳やめどのわからない検査に1.5時間待ち時間は応える
金曜日の検査が決まる
すべてわかるのか?