心を決める

昨日からまた病院の人になる

今回は少し長く入るそうな

またやり直すような

新たな課題にも挑むような

そんなこんなの  三週間ほとになるとか

 

ここで平常心で過ごすことほど

難しいことはない

不安感 焦燥感を埋めてくれるのは

周りのサポートと

内なる心

 

もう少しで 気持ちが決まりそう

焦らず決めて

決めたら邁進する

それ以外は  考えないこと

覚悟

一日中台風情報

ここが危険

あそこは避難をと

この図でわかるのかな?

データは反映してるがなぜか見づらい

わかったところでどうすればいいのか?

 

心の中では

自分のこと  かみさんのこと

それだけで豊満状態

考えを進めるゆとりがなくなった

どうしたものか

悩ましい現実に動揺も走る

 

覚悟決める

腰を据える

 

そんなことばがあたってるかな。

思い

あと少しでまた戻るのだ

不安な心境のかみさん

息子や孫が帰省するまでの数日間

どうか気丈にいてほしい

自らのために働いてほしい

 

疲れのピークかな

午前中から冷房入れながら

本当は休ませるつもりだった

ことのほか回復したからか

どうしてもしておかなければならない事があるからか

炎天下 出かける

元気なときの1.5倍の時間がかかることが

今動ける能力である

三つの店を回って二時間

よく行ってこられたと 内心褒めてやる

 

夫婦二人で

同じ痛みを共有しながら

思いは微妙にすれ違う

飲み込んで 飲み込んで

お互い様だからと 飲み込んで

 

子どもたちよ 孫たちよ

母さんを頼むな

おれは できることをせいいっぱいやるのみだ

風景

「どうしてこんなに人が多いのだろう?」

街に出るといつもそう思う。

自分や周りの限られた人との間でさえ

時に苛立ちを覚える昨今の自分に

そんな候補のたくさんいる風景に思えてたじろぐ

「どうしてこんなに患者さんが多いのだろう?」

病院が切っても切れない日常に成っている昨今

同じ苦しみを味わう人の多さにこころがうごく

「大丈夫です」

その一言を身体中から力の抜ける思いできいた

 

それだけで

混み合う院内も

街角の人混みもどうと言うことはない風景に変わった

 

 

帰りの電車で若者が席を譲っていた

こんな風景にいつから会っていなかっただろう

照れる彼らに拍手を送りたい

 

8月入りの日のことである

 

窓越しの風景

またここへ戻ってきた

今度は窓側で景色が見える

きっと蒸し暑いのだろうと思うが

見えることがうれしい

ほぼ十日間、ここで過ごす

6回目のルーティーンを経て

うまく行けばまた我が家に帰る

あと何度これを繰り返すのか

できれば少なくあってほしい

できれば明るくありたい

ここに慣れてしまってはいるが

できれば「もう来なくていいよ」と

早く言ってもらいたい

そう願ってこの部屋で過ごす

 

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ひとときのよりどころ

今月の特集は「万葉集

それに大好きな「大人の逸品」の別冊付録

先月号には「筋トレバンド」がついてきた

一度使ってそれきり

記事の特集は焼酎

病の身には不謹慎とばかりに

読まずにそのまま本棚へ

先週買った「一個人」の特集は「万葉集古事記入門」

家にいるときは、本屋さんへと勇んで出かけたり

Amazonさんのお世話になりながら

病室でつぶさに読む

読んでもまた読む

そのひととき

よりどころは「雑誌」

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サライ