孫ロス

この気持ちをこう言わず何と表現できるだろう

それは予想できていた

「我が子」になったほど長く 密度深く

それでいて何事も「かわいい」と思えるじいじの気持ち

直ぐ横に寝て

身体をさすり 抱きしめ 眠りにつくとうれしい気持ち

途中目覚めて 俺を探す孫のかわいさ

そこにいることすべてが

気持ちの上でも

身体の上でも

励みになり 力になり

その分帰ってしまうと

心が抜けたように

身体は重く痛くきつく感じられ

改めて そうなのだと 自覚

紛れもなく 「孫ロス」だと