思い
あと少しでまた戻るのだ
不安な心境のかみさん
息子や孫が帰省するまでの数日間
どうか気丈にいてほしい
自らのために働いてほしい
疲れのピークかな
午前中から冷房入れながら
本当は休ませるつもりだった
ことのほか回復したからか
どうしてもしておかなければならない事があるからか
炎天下 出かける
元気なときの1.5倍の時間がかかることが
今動ける能力である
三つの店を回って二時間
よく行ってこられたと 内心褒めてやる
夫婦二人で
同じ痛みを共有しながら
思いは微妙にすれ違う
飲み込んで 飲み込んで
お互い様だからと 飲み込んで
子どもたちよ 孫たちよ
母さんを頼むな
おれは できることをせいいっぱいやるのみだ